
こんにちは!薬剤師芸人の三部透です!
今回は意外と間違えがちな、マスクの正しい付け方を紹介したいと思います!
マスクは素材として、ガーゼ・不織布(ふしょくふ)・そして今流行りの「ピッタマスク」などに
使われているポリウレタンなどがあるのですが、
最もメジャーに使われている不織布マスクの付け方について紹介します!
マスクの付け方
まずはお手元にあるマスクをご覧下さい!
(売り切れてねーよ!っていう人はすみません!!!)
不織布マスクには立体型とプリーツ型があります。
立体型マスク プリーツ型マスク
顔に沿った立体型と、ひだが折りこまれているプリーツ型です。
恐らくこのどちらかをお使いかと思います!

*”プリーツ”とは、布を折って出来るひだのことで、
身近なものでいうと餃子のあの”ひだひだ“のことです。
餃子はプリーツ構造でうまみを閉じ込めてくれますが、
プリーツ型マスクはひだを広げることで鼻から顎まで覆うことが出来、通気性とバリア性に優れています。
「立体型の付け方」は簡単ですね!
すでに折りたたまれた状態で入っていると思いますので、
そのまま耳ひもから開いてすぽっと顔にはめたら完成です!
プリーツ型の付け方
マスクの裏表で間違えやすいのがこのプリーツ型です!
プリーツ型は”マスクのひだ”に注目すると簡単に裏表が分かります!!!
*「耳にかけるひもの位置(外側か内側)で判断しましょう」と他のネット記事では書いてあったりしますが、耳ひもの位置は商品によって異なるのでこれだけでは付け方を決めることは出来ないので注意です!!!
プリーツ型には2種類ありまして、
ひだの向きが一方向なマスクと、
呼吸をしやすいようにマスクの口に当たる部分が膨らんでいるΩ(オメガ)構造の2種類がございます!
(文字通りΩのように中央が膨らんでいるマスクです!)
ひだの向きが一方なマスクは、外からの花粉やほこりが溜まらないように
ひだが下を向いた状態で付けましょう!(鼻にあたる上側の生地が最も上になります。)
しかし Ω構造マスクは文字通り真ん中が膨らんでいるため、ひだの向きが”口から上と口から下”で分かれていて向きが一方ではありません。
そのためひだの向きでは判断できません!
なのでマスクを横から見たときの凹凸で判断しましょう!

Ω構造は呼吸をしやすくするために膨らんだ構造をしているので、
凹のへこんでいる方が直接口に当たる裏(内側)で、凸の出っ張っている方が表(外側)となります!
つまりひだが一方向のマスクは、
ひだが下を向いてる方が表(外側)で
ひだが上下で分かれているΩ構造のマスクは、
真ん中のひだが出っ張っている方が表(外側)となります!!!

変わったマスク
ペストマスク

みなさんも一度は見たことがあるかと思います。
これは14世紀に流行ったペストの対策として使用されたマスクで、
実はこの死神みたいなマスクは医者がつけていたんです!
鳥のくちばしのような部分には、悪い空気からペストが感染しないように
大量の香辛料やバラの花びら、藁を入れていました!

*「ノストラダムスの大予言」でも有名なノストラダムスも
ペスト医師であることが知られています!
またノストラダムスは医者以外にも料理研究家で、
「化粧品とジャム論」という本を出しています。
鼻の中にいれるマスク
また今までは顔全体につけるマスクでしたが、
↑のように意外なことに鼻の中に入れるマスクも存在します!!!
商品の詳細を見ると花粉は防げたようですが、
人の鼻のサイズによってフィットしない場合がありそうです(笑)
今働いている薬局でもマスクが売り切れていつ入荷するかわからない状況ですが、
なんとか今必要としている人にマスクが行き渡ってほしいですね!
読んで下さりありがとうございました!
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